若いころから対策を!骨粗鬆症1
骨粗鬆症は「お年寄りの病気」ではなく 「たいした病気でない」ということもありません。 特に女性は若いうちから対策をしておかないと将来困った事になります ----------------------------------- こうべ健康大学の講座で聞いた新須磨病院 婦人科部長の福西先生のお話です。 まず、骨粗鬆症というと ・お年寄りの病気 ・命にかかわる病気ではない というイメージのせいでなんとなく知ってるけどよくわからないという方が
多いのではないでしょうか? 骨粗鬆症は、できれば子供のころから対策をしておいた方がいいです。 自分の子供には今から準備してあげられるしご自身の場合は、知った今からできるから ぜひぜひ対策をお願いします。特に閉経前の方はお急ぎで。 他慢性疾患と同じで時間をかけて悪くなっていくので急によくすることができません。 これは皆さんご存知かと思いますが骨粗鬆症にかかると骨折しやすくなります。 若いころの骨折はわりと早く治りますが閉経期をすぎて骨密度が下がってくると治りが悪く 最悪 骨折→入院→介護→ ・・・。 介護となると、する側もされる側も大変ですが
骨折の場合、意識がはっきりしているので お世話してもらうのも中々気を使ってしんどいようです。 骨折で入院中に筋力も落ちてしまいますし中にはすることがなくて
認知症が進んでしまう方もいらっしゃいます そうなる前に・・・ まずは骨粗鬆症のリスクを知っておきましょう 骨粗鬆症発生因子↓ 女性、高齢者、痩せ、家族歴 卵巣摘出、閉経早い、初潮遅い 多産、授乳期がながい カルシウム不足、ビタミンD.K不足 低栄養、寝たきり、運動不足 喫煙者、飲酒多い、カフェイン多い 薬剤性 ステロイド、抗てんかん薬 免疫抑制剤 内分泌疾患 副甲状腺機能亢進 甲状腺機能亢進 クッシング症候群 糖尿病などなど… 今後10年以内の骨折発生リスクを予測できるサイトがあるそうです。 パソコンでFRAXと検索して危険因子を入力してみましょう(*^^*) 発生因子についての補足や予防法など細かく書こうと思ったら 長くなっちゃったので。。。 次号へ続きます