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悪実(あくじつ)

ごぼうのたね(ごぼうし・牛蒡子)のことである。この実の殻にはとげが多く、他のものに引っ掛けるので悪さをする実だという意味で悪実の名前が付けられた。

 

【効能】いろんな腫れ物のおできを治すのに使う

 

創傷面が汚く、へこんで直りにくいとか、化膿の中心が不明で

どこから直せばいいのかが分かりにくいときに使う。

 

おできは表面のものにもいいが、肺系(咽喉部・気管支・肺部)のおできにも良い。すなわち肺門リンパ腺腫脹・扁桃腺肥大症・アデノイド・ルイレキなどにも使う。

 

牛蒡子を使った漢方の処方例としては、柴胡清肝湯と荊芥連翹湯の二つがある。

 

 

画像はイメージです(紹介とは関係ありません)

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