亜麻仁(あまにん)
【基原(素材)】…アマ科 Linaceaeアマ(アマ科 Linaceae)の種子
※中医学の薬性理論の大きな柱となるのが次に掲げる「性・味・帰経」で、いずれも生薬の効能効果と関連があります。
【温寒】… 微温
※性:生薬はその性質によって大きく「寒・涼・平・熱・温」に分かれます。例えぱ、患者の熱を抑える作用のある生薬の性は寒(涼)性であり、冷えの症状を改善する生薬の性は熱(温)性です。寒性、涼性の生薬は体を冷やし、消炎・鎮静作用があり、熱性、温性の生薬は体を温め、興奮作用があります。
【薬味】…甘 まず脾に入ります。
【薬効】…補益肝腎作用 強壮作用 緩下作用
【学 名】…Linum usitattissimum L.
