硫黄(いおう)

各地の火山地方で、砂石、土質などと混ざり合って掘り出されてくる。それを集め、焼取釜と称する白鉄製の茶釜のような形のものにいれ、口を密閉して最高900~1000度で釜を加熱する。鉱石中の硫黄は流出し、気化する。このイオウ蒸気を釜の排出口から凝縮器に導き、温度を下げてイオウを液体に凝縮させ、この液体硫黄の温度を下げて、型に流し込んで固型硫黄を得る。そのほかの方法としては、硫黄鉱の一部の硫黄を焼き、その熱で硫黄を溶かして、集める方法がある。いずれも粗製なので精製の必要があります。

 

【効能】

外用としてはタムシ・カイセンに使用するが、現在では硫黄を溶剤に溶かしたり、有機化合物の硫黄を使ったりもする。

内用すれば、大腸で腸内細菌によって還元され、硫化水素を生じ、これの腸壁刺激で下剤となる。

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